こんにちは
先週の金曜日(祝日)に、
京都府長岡京市の「バンビオ」という施設で、
3Dモデリング講座をしました!
この「バンビオ」という施設では
数年前から3Dプリンターに関する講座が定期的に開催されており
子ども〜ご高齢の方まで、
様々な市民の方が、様々な目的で、3Dプリンターを利用されています。
今回は
「ZBrushCoreMini」を用いて
モデリング講座をしました。
私にとって初めての「ZBrushCoreMini」講座という事で
かなり緊張しており、写真を撮る時間もなかったのですが
皆様一生懸命モデリングに取り組んでくださいました。
アンケートに「難しかった」という声が多かったのは
申し訳ない思いです。
本来は、3時間とか5時間とか、
時間を多く取って講座をしたいのですが
そうすると、
価格が高くなる→人が集まらない
のです。
という訳で、今回は午前の部と午後の部、と分けて
講座をさせていただきました。
もしかしたら、
思い描いていた「魚」の形状に至らない方もいたかもしれませんが
それは「センス」ではなく「時間」の問題。
もっと時間があればもっとできた!
と思っていただけたら幸いです。
ZBrushCoreMiniとは
ZBrush(10万くらい)、ZBrushCore(2万くらい)という
フィギュア、ゲーム業界などで幅広く用いられている3Dデータ作成ソフトの
無料体験版として、
どなたでもインストールできるソフトです。
私は普段は主にZBrushを用いて3Dデータを作っています。
ZBrushCoreMiniは、ZBrushやZBrushCoreと比べると、
使える操作が、かなり限定されております。
という事で、はじめは「使いづらい!」「やっぱり無料やな!」という印象だったのですが
辛抱して色々と工夫しながら造形してみると
なかなかどうして。
慣れるとかなり使えます!
はじめに四苦八苦しながら作ったチラシ用「魚」データこれ
↓↓
昨日作った「メダカ」データこれ
↓↓
今日作った「たい焼き」データこれ
↓↓
これらの3Dデータは、
全て「球」の形から作っています。
画面のなかの「球」を、
マウスで
ぐいーと、横に縦に斜めに奥に、ひっぱったり伸ばしたりして魚の形にし、
盛り上げたり、削ったり、溝を彫ったり…
というのを
「ブラシの種類」「ブラシの大きさ」「ブラシの強さ」
をマメに使い分けながら、造形していきます。
一般的な3Dデータ作成ソフトでの3Dデータ作成方法
「点(やライン、面)を選択する」「●o、横方向/高さ方向/奥行き方向 に動かす」
という厳密さがないので、
お子さまでも感覚的に操作することができます。
(今回も、小学生のお子様が2名来てくださいました!
とてもかわいらしい「魚」が出来上がりました。)
今回の講座は予約がすぐに埋まってしまいキャンセル待ちの方も出たため
また次回も!させていただけることが決まりました。
日程・内容が決まればまたブログで告知させていただきます
(長岡京市の広報紙でも告知あり)ので
興味のある方はぜひ来てくださいね。