2018年01月08日

メディアを持つI

ご無沙汰しております。

ひふみ造形室の裏方です。


合わせ技ということ。WEBからの発信は様々なツールの一つでしかないという話の続きですので他の情報発信についても見ていきましょう。一緒に考えてください。営業トーク、チラシなど紙媒体、ラジオCM、テレビCM、インターネット。メディアとして代表的なこの5つを使って進めます。営業トークも立派なメディアです。自分自身が情報を伝える媒体になっているだけです。


ここで一つ専門用語を。『リーチ』。ライブドア時代にホリエモンがよく使っていたと記憶しています。意味としては情報発信が届く範囲と理解してください。では、先程のインターネットを除いた4つをリーチの大きいもの順に並べて見てください。インターネットはややこしいので一旦除外です。これらに伝えることの出来る情報量を考慮して並べるとこうなるはずです。わかりやすくする為、便宜上4段階に区切ります。4が最高です。



リーチ

情報量

営業トーク

1

4

紙媒体

2

3

ラジオCM

3

2

テレビCM

4

1


ラジオやテレビでも情報量を大きく出来るだろ!まあそうなんですが、莫大な費用がかかるため現実的ではありません。予算を無限にすると説明が難しいのでご了承下さい。なんとなくわかってもらえるのではないでしょうか。営業トーク。要は目の前の人にしか情報発信は届きません。ただ、相手の顔も見えるため手を替え品を替え時間の許す限り伝えることが出来ます。反対のテレビ。テレビ離れの時代とは言え、その影響力は絶大です。しかも全然、想定もしていなかった相手にまで情報が届きます。弱点は現実的な発信時間は数十秒程度ということです。結局、導入しかできない。


このマトリクスは残念ながら私が考えたものではありません。マーケティング理論では結構有名な考え方として認知されています。では、今まで長々と説明を続けてきたインターネット。マトリクスに当てはめたらどうなると思います?


答えはリーチが4で量も4です。納得いきました?納得できない?そう、理論的にはそうでも最大の弱点ありましたよね。


続きは次の最終回で。

posted by ひふみ at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 裏方通信

2017年11月18日

裏方通信 〜メディアを持つG〜

一週間ぶりのご無沙汰です。
ひふみ造形室の裏方です。

私は仕事で自己紹介するとき「武器職人です」と名乗ることが多々あります。実際は企画という名の何でも雑用係なんですが、説明が面倒くさくてこう名乗ります。データ分析や戦略の立案を専門用語で説明されても大抵の人は途中で離脱します(涙)。

話を戻して具体的な方法論ですね。武器職人が話す戦略として聞いてください。これを読んでいる人に弱小メディア戦略という武器をわたします。そもそも、営業戦略、経営戦略といった戦略という言葉をビジネスの世界に持ち込んだのはチャンドラー(人の名前ね)と言われています。何の関係があるんだって?実際の武器を扱うためには基礎体力が必要ですね。柔軟体操もね。この場合は教養になります。私も何でもっと勉強しておかなかったのかと後悔の毎日です。今からでも頑張りましょう。すぐに必要な知識だけでなく、未来に必要かも知れない知識を溜め込むんです。

大事なことなので繰り返しになりますが、Google先生は聞いたことしか答えません。正しいかどうかわかりません。これがWEBの世界の基本です。あんまり言うとアレですが、WEB上での評価。アレ信用できるかわからないですよ。弱小の皆様に置かれては評価の対象にもなっていないかもしれませんね。玉石混淆の世界から玉を取り出す。これには基礎体力である教養が必要になります。これをメディアリテラシーと呼ぶ。聞いたことありますよね、この単語。

暗記辺中が良くないから教科書要領を変えるってニュースを最近見ましたが、とんでもない。WEBで何でも検索できるからこそ膨大な暗記が必要です。知らなきゃそもそも調べれない。タコツボの知識で終わり(二重の意味でね)ます。

このシリーズも嘘っぱちかも知れないよ。だから出て来た単語を自分で調べて検証してみて欲しいんです。説もたくさんあるでしょう。それが武器を扱うため=自分のメディアを使うための基礎体力を作るトレーニングになります。

続く。
posted by ひふみ at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 裏方通信

2017年11月13日

裏方通信 〜メディアを持つF〜

一週間ぶりのご無沙汰です。
ひふみ造形室の裏方です。
ごにゃごにゃ。

WEB戦略。SEOか!?と考えた人。よく勉強してます。一応、知らない人のために説明するとsearch engine optimize=検索の最適化。要するに検索にヒットしやすくする技術です。この辺りの詳細もGoogle先生に聞いてください。死ぬほど情報がヒットします。あと、専門に行う企業なんかもヒットするはずです。予算に余裕があるなら、お願いするもよし。自分で出来る範囲でやるもよし。でも最終的には費用対効果で考えるべきです。

私の個人的、あくまで個人的な考えでは、もうそろそろSEOもいらないんじゃね?と思っています。あくまで最低限で良いという意味です。こんなこと言うと怒る人いっぱい思い浮かぶなあ。。でも、事実としてある程度の予算を持った企業なんかは当然のようにSEO対策を徹底しているし、ダイレクトに広告が表示されたりして何が何やら。

要らないといいつつも、SEOは効きます!プロがやれば圧倒的に効果を発揮してしまいます。してしまうんです。フェイクニュースが話題にもなってますよね?ある程度の予算を組めばデタラメの情報でも検索の上位に上がってしまう。だからこそGoogle先生の信頼性に疑問符がついてきた。

企業としてのGoogleも深刻な問題として捉えてるだろうけど自分のメディアからの発信、ユーザーへの体験に責任を持つ立場から言えば「Google次第です」なんて答えられない。ここにポイントがあるんです。まずはインターネットへの過度な期待を捨ててしまいましょう。

私がよく相談されることの一つでもありますが、ライバル企業がネット販売を始めた。非常に好調だ。売り上げで負けてしまう。勝てるようなサイトを作ってくれない?こんな時、私は即答します。やめた方がいいですよ。と。。

次回は具体的な方法論に落とし込みます。
posted by ひふみ at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 裏方通信