2023年03月08日

少年野球ママを卒業

こんにちは


卒業シーズンですね〜
先週の日曜に、息子が無事に地元の少年野球チームを卒団しました。

卒団式といえば、感謝を述べて終わるものですが
卒団の日が近づくにつれ、

「感謝」だけでは表せない複雑な感情…
少年野球の母親を5年間続けてきた「苦しさ」も、同時に際立って感じられたような…
特に今年に入ってからば
5年間の感謝、5年間の苦しさが代わる代わる襲ってきて
とくにそのマイナスの感情に関しては、気を抜けば暴発しそうなもので
表に出ないように出ないように抑えながら過ごした
ヘンになりそうな数カ月だった。

卒団式の前日はおなか下してたし。

母親として、お礼を述べて、無事に卒団したけれど(ほっ…)
卒団前に、表に出ないように封じ込めていた感情を言葉にしてみると、それは何だっただろう?


それは…

少年野球でつよくなるチームは、やっぱり親の協力が必要で
自分はあまり協力度の低い親であり、夫も同じだったので、協力度の低い家庭だった。
そのうしろめたさ。

「だけど、忘れ物取りに行ったり、足りなくなったらお茶ついだり、草抜きしたり、
そういうのも親がするの?」
「こんな猛暑で一日中練習とか頼んだ訳でもないのに…」という反発。

「でも試合に勝てないと結局楽しくないから、この長時間練習は必要な事なのか?」
と自分を無理やり納得させたり。。

「自分のしてる事って家父長制を体現・推進してる事なの?
だけど、指導はお父さん達しか出来ないのだから、コーヒーくらいは出すべきだよね。
でもコーヒー出すの男でも出来る。それ夫にさせるの可哀想?
だって、家で家事、仕事でも補佐役・非正規、土日にグラウンド来てお茶だす、
私、ずっと黒子役なの…?」

みたいな葛藤…。


ある程度は自分の気持ちに正直に
(ごめん、試合観に行く時間あったらフィギュア造形するわ)
ある程度は我慢をしながら
(コーチも無報酬で指導してくれてるし…これ位はしよう)
何とかやってきた5年間だった。

とりあえず終わったから
ここに素直に書いたから
もうクヨクヨするのは止そう。


自分が子どもの頃、「大人」という存在は、
「@自分を生かしてくれる、助けてくれる人(親や近所の人や教師)」
と、
「Aとんでもない所に到達している人、
努力や才能の先の境地を見せてくれる人(漫画家やアニメーターやスポーツ選手)」
だった。

子どもを産んだら、産んだ瞬間から@ばっかり求められる気がしてならない。
Aを目指してもいいよね?

野球が嫌いなんじゃなくて、
野球をする子ども達をみて、その姿に感動したら
私も私の山を登りたいだけ。



posted by ひふみ at 02:49| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]