こんにちは
卓番号きまったよ〜!
4-21-18です!
そして私は毎日粉まみれになって作業しています。
何の作業…しているかというと
先週の木曜金曜でシリコン型から抜いた
レジンキャストキットの部品
展示用サンプルと、提出用サンプルを塗装する為に
パーティングラインのバリをとったり、
なぜか?ふさがってしまったパーツのダボ穴を
リューターで削りだしたり
そんなことばかりしています。
そうして悪戦苦闘しているところに、
3Dプリント出力品のパーツがDMMさんから今朝届いた。
いつも素材はナイロンで出力するんだけど(粉末を焼き付ける方式のプリンタ)
なんか…出力の精度よくなった?プリンタ変わった?
前回のヴィーナスとカラベラスを出力したときに比べて
積層痕があまり目立たないような。。きれいなパーツです。
粉まみれの作業場と
今朝届いたプリント出力品パーツを見比べる。
そして思う。
今度は、もうすべて
プリント出力品パーツのキットにしてしまおうかなぁ。
だって…
せっかく上手にはまるようにダボより微妙に大きく作ったダボ穴が
レジンに置き換えたら埋まったのでリューターで削りだして
でも削りすぎたようで、かみ合わせがゆるゆるになったり
せっかくきれいに表面つるつるで出てきたレジンパーツの
パーティングラインに240番のヤスリをかけて、周辺は結局つるつる感なくなったり
レジンがパーツからパーツへ流れるように
シリコン型のゲートを広げた部分(レジンの通り道)が
上手くパーツから離れなくて
パーツの一部をもぎ取る形で離れてしまったり
大事な部分に気泡の穴が空いてたり
結局は、置き換えたパーツに対しても、もう一度サーフェイサーを吹いたり、
パテで埋めたり、削ったり、
表面処理をしないといけない。
この苦労は、お客様のためになってると思って
粘土埋め、シリコン型作成、レジンキャストでの複製
頑張ってきたけど
このキット、このクオリティなら、お客様のためになってるんだろうか?
自分が自分にOKできるクオリティでワンフェスに出たければ
次は、もう2キャラは諦めて
セーラーマーズだけ、とかで行くしかない。
もう赤字は勘弁と思っているので
20体位抜いてそれが全部売れないと、話にならない。
でもプリント品のキットなら?
1回のイベントで
2キャラ、3キャラ展開することも可能だし、
データをきっちり保存しておけばいつでも再販可能である。
それに、抜ける抜けないの制約からはできるだけ離れて造形したい。
髪の毛のパーツが立体交差していたらダメとか。
それじゃ髪の毛の繊細さや軽さや吹き抜ける風感が出ないんだよ。
プリント出力品の表面のコナコナ感や、
硬さに関しては、キット制作経験者からすれば
面食らうかもしれないけれど
Youtubeに私の手順の動画をアップロードして案内すればいい。
赤字になるならないの計算も簡単である。
1/7スケールフィギュアの出力
大体、1体あたり6,000円
15,000円で売るとすると
8個売れれば120,000円
その場合、
プリント代は
販売品8個+提出サンプル+展示サンプル=10個
6,000円×10=60,000円
版権料、出展料=25,000円(Satoさんと卓を半々できたら)
交通費=20,000円(夜行で行って帰るので)
布やビーズなどのパーツ=2,000円(ユザワヤ安い)
サンプルの表面処理と塗装代=12,000円
梱包や箱代など=1,000円
少し甘く見積もりすぎているかもしれないけど
10個うれれば、まぁ、とんとんにはなる。
再販が簡単だと、前の展示品を持っていって
たくさんのキャラクターの展開ができる。
・・・
と、まぁ
ぐだぐだ考えず、今回はレジンキャスト品とプリント出力品の
混合キットなので
集中して手を動かさないといけないんだけど
固く信じてる自分の認識
気泡があったり、ダボ穴が手作業で開けられているキャストキット > 3Dプリント出力パーツ
ってホントなのかな?ホントに?お客さまにとって?
って
今朝届いた出力パーツを眺めて、思ってしまったのでした。
そんなことも、
色々意見交換してみたいので
ぜひぜひワンフェス当日は
ひふみ造形室&Satoさんの卓
4-21-18
へお越しください!!
見に来る、写真とる、お話するだけでも全然大丈夫です!
あの広い会場で、立ち止まってくれるだけでうれしいよ
いろんな反応をききたいです!